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Q18.嫌な人からのストレスについて、対策とかありますか? 4/18

 

人とかかわると、どうしても対人ストレスを感じます。

こんなときどうしたらいいのか?

 

対人ストレス対策はたくさん方法があるのですが

その中でも「簡単」で「効果が高い」ものを一つご紹介します。

正直、僕は毎日のように使っています。(ストレス多いのかな?)

 

A18.ラディカルアクセプタンスを使ってみてはどうでしょうか?

 

ラディカルアクセプタンスとは、

相手の言動を正当化する状況(理由)を考えるという方法です。

 

例えば、上司に理不尽に怒られたとしましょう。

(考えるだけで胃が痛くなりそうです・・・。)

 

じゃぁこの上司がどんな「状況」だったら許せますか?

 

僕なら・・・

  上司の奥さんが昨日事故して入院している。

  いつもは家事と育児を奥さんがしてくれているのに

  今は全て上司一人でやらないといけない状況に陥っていて、

  奥さんが退院するまで3か月以上かかる。

  そのため、肉体的にも精神的にも余裕がなくなっている。

みたいな感じでしょうか?

 

ポイントは、思考した状況(理由)は事実でなくて構いません。

どんな状況なら許せるだろうか?と考えるだけで

ストレスから一旦距離を取ることができ、冷静になれます。

 

また、人間は他人の「悪意」を想定してしまう傾向があります。

 

理不尽に怒られるのは、上司が自分に

「いじわるをしてやろう」「いじめてやろう」「嫌いだから」などの

悪意を向けているのではないかと考えがちです。

 

実際は、勘違いや余裕の無い状況など

悪意がないことが多々あります。(むしろ善意のときもあります)

 

ストレスと悪意を想定していまう思い込みから

一次的に距離を取り、メンタルを安定させる方法が

このラディカルアクセプタンスというスキルになります。

 

一度、試してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

結局のところ、

ストレスとは、自分の理想と現実のギャップによるもの。

上司が理不尽に怒るのは

自分の理想(理不尽に怒られることがない世界)とかけ離れた現実であるために感じるわけです。

 

従って、理想とかけ離れた現実に、

自分が納得できる理由付けをすることによって

自分の理想が崩れているわけではないかもしれないと思考を転換します。

それによって、ストレスが緩和されるという仕組みですね。

 

 

ということで今日はこのへんで。

それではまたねノシ