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思考が凝り固まって来たときは、バイアスの確認を。

 

お盆休みに、子どもとどこに出かけようかと悩んでいる桑原です。

悩みすぎて、睡眠の質が低下してきました。ヤバイヤバイ。

あ、昨日は子どもと猿回しを見に行ってきました。

 

 

さて、今日は話すと盛り上がるバイアス(思い込み)についての話。

え?なぜ話すと盛り上がるかって?

 

手品と同じです。

みんなが同じような認知の間違いをしたとき(あるあるネタなど)は、

自己否定が軽減されるため(みんなも間違っているから、自分が間違っても仕方ない)、

間違いを受け入れやすくなり、

また周囲と間違いを共有できることで安心感につながります。

 

つまり

一人ぼっちで正しいよりも、みんなで間違う方を、人は求めるわけです。

(僕みたいな変わり者を除いて…。)

で、手品と同じでバイアスもこの心理が適応されるため、

バイアスの話をすると結構盛り上がるわけです。

今日は、○○バイアスとは?ではなく、

 

「あなたはバイアスにはまりやすいかどうかチェックしましょう。」

みたいな内容になります。(心理テストみたいで女子ウケ間違いなし)

次の3つの質問に答えてみてください。

 

①清掃員が高層ビルの窓を拭いていたところ

 20メートルのハシゴから足をすべらせてしまい

 コンクリートの歩道にたたきつけられました。

 しかし、奇跡的に彼はケガひとつ負っていませんでした。

 なぜでしょうか?

 

②古代に生まれたもので、いまも使われており、

 壁の向こう側を透かして見ることができる発明品とは

 なんでしょうか?

 

③ある手品師が言います。

 「このピンポン玉を投げると、

  ちょっと進んでから自動的に戻ってくるんです。

  もちろん、壁に当てて反動を利用するわけでもなく

  坂を転がすわけでもありませんし、

  なにか糸のようなものがつながっているわけでもありません。」

 さて、手品師はどのようにピンポン玉を戻すのでしょうか?

 

 

いかがですか?

すぐに正しい答えにたどりつけたでしょうか?

 

それでは、答えをみていきましょう。

 

①ハシゴの一段目から落ちた

②窓

③ピンポン玉を上に放り投げる

 

この3つの質問は、

心理学の実験で「思い込みレベル」を測定するために使われるものです。

知性の高さとは無関係で、

無意識の思い込みをかき立てるように設計されています。

あなたはすぐに正しい答えにたどりつけましたか?

 

もし、すぐに答えられた人は

「思い込み」から抜け出しやすいタイプです。

逆に答えられなかったらどうなのか?

 

実はこの思い込みから脱出する能力は、後から鍛えることができます。

また、IQなどは生まれた時点で半分が決まっていたりしますが

この能力は後天的に伸ばすことができる数少ない能力の一つです。

興味がある方は、一度鍛えてみてはいかがでしょうか?

 

思い込みから抜け出せるだけで

人から騙されることも減り、チャンスにも気づけるようになったりと

私は息子には必ず鍛えてほしい能力の一つです。

 

興味がある方は、

「サラっと読めて分かりやすく、内容が濃い」この本がオススメです。

 

それでは、またノシ