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本を読んだだけでこの完成度

昨日の夕方、滋賀へ戻って求人原稿を修正していたら

5分休憩をとっているはずの上司から電話。

 

 

なにかな?と思いながら恐る恐る出ると、

「新広産業株式会社のK原と申します。

 お世話になります。」

 

 

という営業電話。

 

 

~私の上司はすごいんです。~

 

 

 

新規営業をするにあたって、

自分には営業経験がないからと

テレアポのスクリプト作成を依頼されていたことを思い出し、

営業先の担当者になりきって応対。

 

 

途中、意地悪なことを言おうかなとよぎりましたが

あまりにも内容が巧妙すぎて隙がなく、

すんなりアポイントをとられてしまいました。

 

 

今までたぶん5回以上「ほんまに営業経験ないんですか?」と聞いていますが

一貫して「ない。」と。

 

 

 

営業トークや話の持っていき方は【本】で学んだと。

 

どんな本かは企業秘密です。

上司に借りて読んでますが、営業職時代の自分を思い返して

知らずに使っていたテクニックもあれば、

あの時はこうすればもっと受注がとれたんじゃないかと悔しくなったり…

前職で知りたかったことが山盛りの本です。

知りたい方は、いつかお会いしたときにご紹介します♪

 

 

 

本を読んでも、実践で自分のものとして使うためには

学んだ知識を自分で言語化して相手に伝わるように変換するという作業が求められます。

 

それを難なくやってしまう上司。

末恐ろしい。

 

 

私は自他ともに認める、営業嫌いの元営業マンなのですが

上司が営業マンだったら、言いくるめられてたと思うと

なぜこの人は営業をしないんだろうなとすら思います。

 

 

 

面接がぎっしりでお昼がちゃんととれなかったら

その分早く帰らせてくれる上司。

 

健康診断の日を有給で休んだら、

受診にかかった時間を出勤時に休憩として振替てくれる上司。

 

 

 

 

「当たり前のことやから。」

「法律で決まってることやから。」

 

 

 

下の人間は、休憩とれてません。

とか思ってても言いにくいもんです。

特に、私みたいな体育会系の縦社会で揉まれてきた人間は

“無礼講祭り”みたいな機会を設けられたら言うと思いますが

それ以外では言いません。言えません。

 

それを察して

先に声掛けをしてくださることがありがたいのです。

 

 

ほんまに、すごい人と仕事をさせてもらっています。

 

毎日勉強になることばかりです。

自分が全然自分の成長のために時間と労力を割けていないことに

不甲斐ない気持ちで毎日過ごしていますが、

なんとか食らいついて離されすぎないように

今日も与えられた業務+αで頑張ります。

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    営業未経験な上司(内向的) (水曜日, 01 7月 2020 09:43)

    「やりがい搾取撲滅運動」を実施しております。
    その一環として、就業時間はきっちりしたいと思っているだけであります。
    私には給料を上げたり、特別な手当を支給するなど、お金に関する権限がありません。
    従って、就業時間ぐらいは守ってもらえるよう努めております。

    と、いうわけで、
    権限もなく、たいしたこともしていない上司でございました。